英語発音をネイティブ並みにするコツ。海外旅行で聞き返される日々を卒業せよ。

ネイティブ並みの発音。

つまり、海外で通じる英語発音を身につける方法についてお話しします。

 

「どうすれば、ネイティブのような発音が身につくのか」

これを徹底的に解説します。

 

実は完璧な発音を目指す必要はありません。

大事なのは「外国人が分かる発音」になることなので。

 

完璧でなくても海外で困らないレベルの英語発音を手に入れて、海外旅行をさらに楽しめるようになりませんか?

 

 

 

 

ネイティブ並みの発音にならない理由

どうすれば、ネイティブ並みの発音を手に入れられるのか?

なぜ、海外で通じる発音にレベルアップできないのか?

 

その理由はシンプルです。

 

「知らない」から。

 

何を知らないか?

というと「海外の英語」と「日本の英語」の違いです。

 

海外のリアル英語と日本のカタカナ英語のギャップを知らないままだと、いつまでたっても海外で通じる発音を手に入れられません。

 

私も英語発音克服に苦労しました。

原因は「自己流でどうにかしようとしていた」からです。

よくある失敗パターンは発音記号を覚えること。

たとえば発音矯正の本を読んでも無意味。

 

「母音と子音の数がどうのこうの…」と知ったところで発音は上達しません。

発音記号を完璧にマスターしたところでぶっちゃけ大して発音は変わってくれません。

 

大事なのは「英語発音の知識を増やす」ことではなく「海外で通じる英語発音のコツ」のを知っていくことなので。

 

これだけです。

 

これだけ意識していれば、発音は上達します。

 

日本人の英語発音が海外で通じない理由

そもそもなぜ、日本人の英語は海外でまったく通じないのか?

 

海外旅行先のカフェでコーヒーすらもマトモに注文できない、なんて話は普通によく聞きますよね。

 

私もまだ海外初心者だった頃、カフェでコーヒーを頼んだはずなのにコカコーラが出てきたこととかあります。

 

聞き間違えられることなんてよーくあります。

 

なんで、こんな異常なぐらいに「英語を聞き間違えられたり」とか「聞き取ってもらえないのか?」と言われたら…。

 

あなたもご存知だと思いますが、カタカナ英語が最大の原因。

 

ネイティブ英語をカタカナ英語という枠に無理やり当てはめようとした文化のせいで、海外で通じない英語が私たちには染み付いています。

 

カタカナ英語っていうのはぶっちゃけ「英語に似たナニカ」だと思ってください。

 

たとえ、意味が通じる英語を組み立ててペラペラしゃべれたところで、発音がカタカナだとまず通じません。

 

カタカナ英語を聞き取ってくれるのは、日本人慣れした外国人くらいです。

なのでほとんどの人が学んできた英語はまず海外で通じません。

 

TOEICや大学受験英語を必死に乗り越えてきて、ある程度の英語知識がある、みたいな人が、

覚えた構文を使って意味の通る英文が組み立てられても、

海外旅行先で一生懸命覚えたフレーズを使っても通じないことの方が多いのは

「カタカナ英語」のせいです。

 

もっと正確に言えば「カタカナ発音」が原因です。

 

例えば典型的なもので言えば「Apple」ですね。

 

カタカナ英語では「アップル」

ネイティブ英語だと「ナポー」

 

カタカナで表現すればわかりますが、全く違う単語じゃない?というレベルで発音が違いますよね。

 

他にも「Water」だとどうでしょうか。

カタカナ英語だと「ウォーター」です。

ネイティブ英語だと「ウォラ」とか「ウォラー」です。

文字で表してもこれだけの違いがあります。

 

当然、海外の人からしてみれば「なんだそのアップルとか言うのは、聞いたことがないぞ」みたいに感じ取られるわけです。

 

これが、海外で英語が通じない瞬間。

 

あなたの発音が悪いとかではなく「適切な発音を知らないだけ」なんですよ。

 

だから、「Apple」を「アポー」と言うと知っていればいいだけ。

 

「本当の英語の音」を知る。これだけです。

 

で、「アポー」とあなたが言えば「Appleのことね」と通じるわけです。

 

すごいシンプルですよね。本当にこれだけです。

あまり難しく考えないでください。

発音を上達させる秘訣はとってもシンプルです。

 

なので、こう考えてみてください。

 

カタカナ英語というのは「日本で独自進化した英語に似たナニカ」ってことです。

 

英語であって、英語ではない。それがカタカナ英語です。

このカタカナ英語が、今、あなたには染み付いています。

もう常識レベルでカタカナ英語が刷り込まれています。

 

知らない間にずーっと「カタカナ英語を浴びて生きてきた」ってことです。

 

英語のシャワーではなくて、カタカナ英語シャワーを何年も浴びてきています。

 

あなたはカタカナ英語をこれまでの数十年ずっと日常的に目にしてきています。

 

ニュースやテレビ、YouTube、あらゆるところで「カタカナ英語」や「和製英語」に触れまくってきています。

 

なので、この「カタカナ英語」から抜け出すのは覚悟が必要です。

 

もし、現在進行形で英語発音が通じないことに悩んでいるのであれば、「別言語を練習するレベル」での「発音矯正」が必要だってことです。

 

大丈夫です。あなたはもうすでに一歩先を進めています。

 

なぜなら多くの人は、カタカナ英語と海外の英語にどれだけの違いがあるかすらも知らないので。

 

「へぇ、カタカナ英語発音だから通じないんだ。ふーん。」

 

って程度の認識で、なんとなく英語を音読してシャドーイングして「どうして発音が上手くならないんだろう」って悩み続けている人ばかりなので。

 

みんな、認識が甘いんですよね。

 

海外に行ったことがある人はみんな分かるはずです。

普段勉強している英語と海外のリアル英語がどれだけ違うのかってこととか。

 

リアルを知らないままなんとなく勉強したところで…ってのが悲しい現実。

 

結局、ほとんどの人はこの程度の認識で終わるから、いつまでたっても海外で通じるような英語発音を手に入れられないまま「一生英語ができずに」挫折していきます。

 

いくらシャドーイングしようが、いくら音読をしようが、発音は上達しません。

 

大事なのはまず知ること。

「差」を知って埋めていくこと。

「海外の英語」と「日本の英語」の差を知る。

まず大事なのはこれだけです。

 

これだけで英語発音は自然と通じるレベルに上達していくので。

 

なので、極端な言い方をすればこういうことです。

 

「Apple」を「アップル」ではなく「ナポー」と言えるようにする。

「ナポー」という感覚を自分の中で常識レベルにまで染め上げていく。

そういう英語人生を過ごす。

 

そうなるためにまず「知る」ことがスタートライン。

 

これがカタカナ英語を脱出して、海外で通じる発音を手に入れる秘訣です。

 

つまり、「海外基準の音」を知っていくこと。これです。

 

ネイティブ並みの英語発音に大事なのは「口の形」

じゃあ、どうやってネイティブ並みの英語発音になれるのか?

どうやって「海外英語の音」を知って、それが使えるようになれるのか?

 

その秘密は「口の形」にあります。

 

口の開け方。口の使い方。口の形。

舌を上の歯の付け根につけたりつけなかったり。

「イー」と口を横に広げる時の上下の歯の開き具合など。

 

あとは「ウ」と言う時に「口びるを突き出した『ウ』」のか、普通に「ウ」と言うのか、など。

 

「英語の発音」は口の開け方で決まります。

口の使い方がすべてです。

これが英語発音において極めて重要です。

 

じゃあ、なぜ私たち日本人が英語をうまく言えないのか?

 

英語は日本語の7倍近くの「音」が存在するからです。

 

アルファベットは26文字ですが、英語の「音」は約600種類存在します。

それに対して日本語のカタカナで表せる「音」は約70種類。

普通に7倍近くの「音の数の違い」があります。

 

なのでそもそもカタカナで英語を表現するのはムリってことです。

その無理を通して無理やり日本語で表現した結果が「カタカナ英語」というわけです。

 

「英語」という外国語をカタカナで表現すれば、日本人同士では通じるので便利。

ですが、海外の人からすれば「別言語」に近い。

 

たとえば「おにぎり」を英語で「ライスボール」って言いますよね。

これが英語表現になるとこうなります。

 

「ルェイスボー」です。

(カタカナでの表現に限界があるので厳密ではないですが…。)

 

つまりですよ?

 

「おにぎりください」ってカンタンな一言でさえ、アメリカのコンビニで言うとしたら「ライスボール」だと通じないんですよ。

 

何千回何万回何億回「ライスボール」と言ったところで通じません。

 

そんな単語は英語圏の人たちの頭の中に存在しないから。

 

「ルェイスバー」じゃないと通じない。

「ライス」を「ルゥェイス」と言えるようにならなければならない。

 

そうしなければ、海外で何度も何度も何度も英語を聞き返されて、通じないままで終わります。

 

で、この、英語の音で存在する「600種類の音」をいちいち暗記しても意味ありません。

 

大事なのは「言える」こと。

言えるようにするために「口の開け方が大事」というわけです。

 

なので、

英語の発音をネイティブ並みにするシンプルな方法は

「英語の口の開け方」を知って、できるようになっていくこと。

 

これだけです。

 

つまりこういうことです。

 

「Lunch」(ランチ)と「Touch」(タッチ)の「ア」を使い分けられるようになる。

 

これが大事ってことです。

 

ランチの「ラ(la)」の「a」とタッチの「タ(ta)」の「a」は厳密には違います。

 

ここだけの話、発音記号的な違いは私も知りません。

ですが「言い方の違い」はなんとなくわかります。

 

「違い」を言えるように何度も何度もアウトプットし続けてきたからです。

これが「感覚的に分かるレベル」になるのが「海外で通じる発音」が身についた状態。

 

難しく感じるかもしれませんが大丈夫です。

やっているうちに理論ではなく感覚で分かるようになっていきますから。

難しい理論はナシで、身体で覚えられるので大丈夫ですよ。

 

英語の発音を上達させるトレーニング

つまり、英語発音を伸ばす上で極めて大事なのは「口の開け方」を知って言えるように練習していく。

これだけです。

 

ある単語を言うときの口の開き具合、舌の位置、口の形。

これを感覚レベルで体に刻み込んでいくのが本当の発音矯正トレーニングです。

 

なので大事なのは「口の開け方」を知れる練習。

 

英語の口の開け方を練習できるトレーニングならなんでもOKです。

 

個人的にオススメなのはシャドーイングとリピーティング。

なぜ、この2つなのかというと「英語を口に出すアウトプット」がメインだから。

 

私はぶっちゃけ英語発音記号を勉強していません。

ですが、海外旅行先でホテルのチェックインにも困らなくなりましたし、ネイティブの人と一緒に旅ができるぐらいの英語力を身につけられています。

 

なぜ、ネイティブの人と会話ができるかというと「相手に通じる発音」を身につけることを意識してきたから。

完璧ではないけれど「英語圏の人にとって分かりやすい発音」を身につけられているからです。

その秘訣が「アウトプット」にあります。

 

別に英語発音の知識がなくても「英語発音の口の開け方」が身についていればいいわけです。

 

「water」の「a」がどういう発音記号で表現するのかなんてぶっちゃけどうでもいいんですよ。

大事なのは「water」をアメリカ英語では「ウォラ」という音で表現すること。イギリス英語では「ウォタ」と表現すること。

 

それを、ネイティブの話している姿をみながらインプットして言えるように練習しておけばいいと言うだけです。

 

別にそれが海外ドラマだろうが洋画だろうがYouTubeの動画だろうなんでもいいわけです。

 

「目で見て」かつ「耳で聞ける」というのが理想。

で、それを再現するためのアウトプット練習をする。

 

これが大事です。

 

その「適切な英語の口の開け方練習」に最適なのがアウトプットを伴ったトレーニング。

すなわち、リピーティングとシャドーイングです。

 

細かい練習法や実践法は別記事で詳しく紹介しています。

何度も言いますが大事なのは「正しい英語の口の開け方」を感覚レベルで覚えること。

そのために何度も何度もお手本に合わせて言いマネするトレーニングが極めて重要です。

▶︎帰国子女に負けないぐらい英語発音を良くする方法

 

海外で通じる発音にするためのオススメ教材

個人的に使ってきて、英語の発音する時の「口の開け方」を練習するのに良かった教材をオススメしておきます。

 

①英語発音の筋トレ、DVD付(黒川裕一)

DVDにはなりますが、「英語の口の開け方」が詳しく解説されています。

というより、ネイティブの口元をドアップにして英語を話す動画がついています。

 

なので、ある単語を発音練習するときに「ネイティブの口の動き」を見ながら何度も何度も練習ができるのですごくいい感じです。

 

丁寧にマネしているうちに言えるようになっていきます。

いったん口の動きを覚えてしまえば再現できるようになるので。

 

何度も言いますが大事なのは「海外の英語」と「カタカナ英語」の差を知って埋めていくこと。

 

この「差を知って、埋める」がインプット即アウトプットできるので、個人的にはかなり便利な教材だなと思いました。

参考書のタイトル通り「筋トレ」感覚で練習するのが発音上達のコツですね。

 

別にこの教材に限らず「英語の口の開け方」を詳しく知れる参考書を選ぶのが、発音矯正においてとても大事です。

▶︎「英語発音の筋トレ」はコチラから

 

②「英語耳」トレーニング

私の周りの英語学習者でもほぼこの教材を使っていました。

「リスニングアップにもスピーキングアップにも便利だった」と留学組の人たちが口を揃えて言っていたので、私も使ってみた,という感じです。

 

インターネットでもTwitterでもよくオススメに上がっているので、手に取ってみてまず間違いはないはずです。

 

個人的に「発音が上達するメカニズム」が極めて分かりやすく書かれていて納得のいくものでした。

▶︎英語耳はコチラから

 

③DUO3.0

あなたも目にしたことがあるのではないでしょうか。

もしかするとすでに持っているかもしれません。

 

書店でもまず英語コーナーで目に入る英単語&英熟語帳の「DUO3.0」です。

私はこの参考書を徹底的に使い倒して、ネイティブ並みの英語発音を身につけることができました。

 

個人的には「復習用CD」がネイティブ音源なので、それを徹底的に使い倒すことで発音が矯正されていきます。

スラスラと英語が通じるようになったのを実感しています。

 

ずっと愛用してきたからこそ話せる「DUO3.0」の本当の使い方の記事も書いているのでぜひ読んで実践してみてください。

▶︎DUO3.0でネイティブ並みになれた勉強法はコチラ

 

個人的には

  1. 英語の発音を「口の開き方」で覚える
  2. 参考書の音源に合わせてひたすらリピーティング
  3. 慣れてきたらシャドーイングしまくる

の流れがオススメです。

 

まずはとにかく「英語発音」を筋トレ感覚で鍛えるところがスタートラインです。

 

「Water」を「ウォラ」と言うのが当たり前になってからがスタートです。

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ABOUTこの記事をかいた人

【留学なしの独学で海外で通じる英語力を手に入れる方法を発信】

英語の勉強をしているのに話せるようにならない人に向けた、

「言いたいと思ったことを一瞬で言える英語力の身につけ方」を軸に、独学英会話の実践法を発信中。

1034人が購読するメルマガでは期間限定で「日本にいながら英会話を身につける方法」を解説したセミナーレポートをプレゼント中。

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