どうも、リョウです。
ドラゴンイングリッシュは私を救ってくれた参考書のひとつです。
救ってくれたというと大げさに聞こえるかもしれませんが、たった1ヶ月足らずで英作文をゼロから得意にしてくれた参考書です。
ドラゴンイングリッシュのおかげで大学試験に必要だった英作文で高得点をとることができ、入学してから英語の上位クラスに選ばれて密度の濃い英語の勉強をすることができました。
そこで今回は、短期間でガッツリ英作文スキルを伸ばすための使い方を解説します。
この記事の目次
「英語が学べる大学に行きたい。」けれど英作文試験という大きな壁があった。
当時、受験生だった私は海外に留学してみたいという気持ちで大学を選んでいました。
だからこそ留学生がたくさんいたり、海外留学のサポートが充実している大学に行きたかったんです。
そうして選んだ志望大学で特別に実施されていた「留学志望生向け」のサポートを受けるのに必須だったのが英作文の試験でした。
普通のセンター試験に加えて「英語面接+英作文試験」を乗り越える必要があったんです。
正直、志望大学を諦めようかとも思っていました。
なぜなら、それまでまともに英語を喋ったことすらないレベルだったからです。
英語を書くといってもやっていたのは授業で覚えた丸暗記の英文をそのまま書き出すくらい。
その程度しかなかった私にとって英作文はめちゃくちゃハードルの高い壁でした。
でも留学に興味がある。海外に行ってみたい。留学生たちとキャンパスライフを送ってみたい。
そんな気持ちでいっぱいだった私はどうにか攻略するために情報を集めました。
そんな中、BOOKOFFの100円コーナーで見つけたドラゴンイングリッシュとの出会いが運命を変えるきっかけになりました。
選抜試験まではわずか数ヶ月…。とにかく短い期間で英作文をできるレベルに持っていかないといけない。
そんな中でこの参考書に1ヶ月ちょっと取り組み、大学受験の試験で英作文がニガテから得意になり、上位クラスにも入れました。
その時はもう試験直前数ヶ月という所で必死でした。
その数ヶ月で短期集中して英作文を伸ばせたのでその方法をシェアします。
英作文が必須の試験を攻略できたたったひとつの秘訣
「英作文しろと言われたってそもそも英文をどう組み立てればいいのかもよく分からない。」
そんなレベルから、試験で十分通用するレベルになれた秘訣。
それは「試験は減点法である」という前提を頭に叩き込んだこと。
つまり「ミスをすればするほど合格から遠ざかってしまう」ということ。
これは東大志望生とその特別講師の青春を描いた「ドラゴン桜」というマンガにも出てくるんですが。
「お前らに東大英語の攻略法を教えてやる。それはな、英作文は減点法で採点されるということだ。だからカンタンで知っている英語を使って単純な構文で書けばいいんだ。」
という場面があります。
まさにコレが、英作文の秘訣でもあるんです。
私の志望していた大学も同じ減点法でした。
ハッキリ言われたわけではありませんが、同じように試験を受けた英語が得意な友人は不合格でした。彼は覚えた構文や難しい言い回しをたくさん盛り込んでいた一方で、私のシンプルかつ分かりやすい英語の方が合格していたのでそういうことなんだと思います。
その友人の回答は見直せば見直すほど小さなミスがゴロゴロありました。
私はミスしたくなくて自分にできる言い回し、シンプルな言い回しだけを使って結果的に変に点数を落とさずにしたことで試験を合格てきたようです。
当時の担任の先生も「大学の英作文はほとんど減点法ですから、小さなミスをしないように気をつけましょう」とアドバイスをくれたことを覚えています。
なので、あなたが英作文の試験を合格する最短ルートは「いかにミスを減らし、シンプルな英語・構文で英作文すること」なんです。
つまり「いかに基本的なミスをしないか」が超重要。
これが私が英作文を短期間でゼロから得意にした秘訣です。
で、ドラゴンイングリッシュのすごいところはまさにココにあります。
基本例文100文ということで100文収録されているんですがそのほとんどは中学レベルの語彙かつシンプルな表現でまとめられているんです。
すごくないですか?
高校で習うような単語とかほぼ出てこないんですよ。
文字通り「中学レベルの英語」で英作文するエッセンスがギュッと凝縮されています。
つまり、ドラゴンイングリッシュに取り組んでいく中で「自然に英作文試験を合格する最短ルートが身につく」のがこの参考書の魅力の一つです。
いかにカンタン・シンプルな表現を適切に使いこなすか。
これが英作文をゼロから得意にするたったひとつの秘訣ですから。
1ヶ月足らずで英作文が得意になったドラゴンイングリッシュの使い方
基本的には、まず自分で英語を考えて答えと解説を読みながら反省していく、の繰り返しでした。
シンプルな英語で英文を組み立てる方法を吸収し尽くす
取り組む上で大切なのは「答えを丸暗記」することではなく「どういう発想でその答えが生まれたのか?」というプロセスに注目することです。
いったん身につけてしまえば自分でも英語を組み立てられるようになります。
レシピを知ってやってみれば、次から作れるようになるのと同じです。
一つ取り組んだら、解説まで読み込む。
その時にもうひとつ工夫するんです。
じゃあ他にもこんな言い方もできるな、とか応用してみるわけです。
そこまで取り組んで初めて、使い方の「型」が身についていきます。
(その時ようやく、丸暗記しても応用できないのはそもそも応用してないからだなと単純なことに気づきました。)
そうやって普段の練習段階から本番のように「自分だったらこう使えるな」というパターンをどんどん練習していきました。
そのおかげで今までまったく思いつかなかったところから「こう言いたいときはこういう型があったな」と応用して表現できるようになっていきます。
当時は英語の先生に提出させてもらって、違和感のあるところを指摘してもらったり、意味不明なポイントを解説してもらったりもしていました。
で、取り組んでいくうちに気づくんですが、「あれ、意外とシンプルな言い回しで言いたいことが言えるんだな」と分かってきます。
別に難しい構文を覚えたり、難易度の高い単語・フレーズを知らなくても基本的な英語で十分言えることに気づいてくるんです。
重要なのは「いかにシンプルに言えるかどうか」にあります。
シンプルな言い回しの型・パターンをどんどん参考書から盗んでいきましょう。
取り組みながら感じた英作文の秘訣は「言い換えの言い換え」にあった。
これは今でも英会話で海外の人と会話する時にも使っている考え方です。
何か言いたいことがある。「こう言いたい」と思った時。
それをいったんさらに噛み砕いてみるとびっくりするぐらいスムーズに言えるようになります。
どういうことかというと。
「好きなワインはボルドー産のワインです」
と言いたいとき。
いきなり英語に訳そうとしないんです。
ここでワンクッションを挟む。
例えば、「ボルドー産」を他の言い方にするなら?
「ボルドーで造られたワイン」とか
「ボルドーで有名なワイン」とか
言い方は違っても意味はほぼ同じ言い方ができるわけです。
コレが重要。
そうすると、「自分の知識の範囲内」で表現できます。
しかもミスもしにくい。
シンプルで伝わりやすい表現になります。
この意識を持てるようになって英語を組み立てるのがラクになりました。
「言えない、ミスしそう」な英語を
自分の手の届く範囲に持ってくる、
というイメージですね。
ドラゴンイングリッシュを使う具体的なステップバイステップ
そこまで特殊ではないですが使い方をカンタンにまとめておきます。
1:まずは例題に取り組み己の力で英語を組み立ててみる
ココは単純にチャレンジです。
できなくてもいいから必死に取り組んでみる。
まずはできないところを洗い出すのが重要だったので。
できなくてもいちいち落ち込まない。
まずは己の実力と向き合うところから始まります。
2:解説をガッツリ読んで組み立ての思考を盗む
次に自分の回答と照らし合わせながらガッツリ解説を読みます。
ドラゴンイングリッシュの特徴は、英語をどう組み立てるのかというプロセスも細かく解説してくれているところにあります。
ココをガッツリ読んで「英語を組み立てる思考」を盗みましょう。
自分の思考との違いを解説からどんどん盗んでいきましょう。
オススメなのは解説の流れの通りにいちど英語を組み立てみることです。
プラモデルを組み立てるように、解説の通りに一度やってみる。
そうすると「こういう感じなのか」という感覚が掴めてきます。
3:応用してみたり他の言い方に挑戦してみる。(本番前提の訓練)
先程盗んだ英語を組み立てる思考を使って、例文とは別に自分なりに英語を組み立ててみましょう。
いわば「本番を想定した練習」がこのパートです。
普段考えていることを言うために応用してみたり。
似たような例題を作って再度チャレンジしてみたり。
覚えた知識を実際に使う経験値をここで積み上げます。
個人的に短期間で実力を伸ばすためにココがいちばん重要でした。
覚えた知識を使えるようにする。
そのために応用して取り組む。実際に使う。
ココに取り組めないとほぼ「ただ覚えた知識」で止まります。
実力も伸びず、覚えたはずの内容も忘れて時間が無駄になります。
そうならないためにまずはとにかく「使ってみる」段階まで必ず取り組んでみてください。
経験値をガンガン積んでいくイメージです。
4:日本語を聞いて、それを組み立てる練習を日頃からやってみる。
ドラゴンイングリッシュにはCDもついているのでその音声を使って、「日本語を聞き→英語でパッと英作文を書いてみる」→答えと照らし合わせるといった感じに取り組んでみてもいいと思います。
が、個人的には日常で耳にする日本語をどんどん「これが例題ならどう言えるだろう?」と考えてみるのをオススメします。
合ってるかどうかじゃなくて「得た知識を使えているかどうか」に注目していました。
間違っていても自分で見直せばいいですし、解説を再度読み直して「こう理解していたけど微妙に違っていたな」と修正できます。
そうやって参考書の内容を着実に自分のモノにしていくんです。
まとめると。
基本的に、挑戦→反省→修正→挑戦でとにかく短期間で大量に「英語を組み立て、反省する経験」を積むことを徹底的に意識しました。
あれこれ知識を詰め込んでいる時間がなかったのと、とにかく「自分が思いつくことを英語で言えるようになる」ことが重要だと確信していたからです。
なので、細かいことを考えず、例題に取り組み解説をむさぼるように読んでおけば自然と経験値が溜まって英作文ができるようになるはずです。
ドラゴンイングリッシュの解説はひとつひとつパズルを組み立てるように英語の組み立て方について解説されているので、めちゃくちゃ便利です。
ぶっちゃけ解説を読みまくるだけでも英語を組み立てる思考が鍛えられまくります。
時間をかけて取り組む価値は十分にあります。
まとめ
そんなわけで、実際に大学の英作文試験対策に1ヶ月足らず短期集中して合格できた方法をお伝えしました。
ドラゴンイングリッシュは、英語を自力で組み立てられるようになるための必要なポイントがギュッと凝縮されているので短期でガッツリ英作文を伸ばすのに最適です。
ぜひ取り組んでみてください。
最初はできなくて落ち込むかも知れませんが、ガンガンチャレンジしまくっているといつのまにか「こう組み立てればいいかも?」と思いつけるようになっているはずです。
最初はできなくて当たり前です。
「英語を組み立てられる人の思考」を盗んでいってみてください。
では。
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