最低限の単語だけで英会話を身につけるレバレッジ英語勉強法は「捨て」の戦略

現在、世界で最も求められているのは「使える英語」だと言われています。

発音がキレイなんてレベルの英語はもう求められていないとさえいわれているんです。この「使える英語」とはそもそも何なのでしょうか。考えてみましょう。

最近読んだ本でとても興味深いエピソードを見つけました。今は京都大学で教鞭をとっていらっしゃる元マッキンゼーコンサルタント、瀧本哲史さんの本です。

「英語の勉強をしても幸せになれない」と言いつつ次のような説明をしていました。

 

私自身の経験で言えば、マッキンゼー時代に「使える英語」の必要性を痛感した。
 
当時は上司も一緒のチームの同僚もほぼ外国人。
 
クライアントもドイツの多国籍企業で、みなノンネイティブだが、共通言語が英語だった。
 
そのために、仕事における普段のコミュニケーションはすべて英語である。
 
面白かったのは、インテル出身のカタカナ英語をしゃべる日本人がメンバーの中でももっとも英語が下手だったのに、話すことの中身がきちんとあって、非常に論理的だったことから、常に議論をリードしていたことだ。
 
日本人で英語ができるというと、ネイティブに近い流暢な発音で話せる人が思い浮かぶ。
 
しかしビジネスの現場では、発音などは大した問題ではない。共通言語としての英語できちんと自分の意思や知識を伝えられることが重要なのだ。
 
きれいな英語を話せることより、様々な国のひどい訛りが混ざった英語を聞き取れることの方が、グローバルビジネスにおいてはずっと役立つのである。

「僕は君たちに武器を配りたいー瀧本哲史 P.265-266」

 

「使える英語」とはキレイな発音の英語ではありません。

そして実践の場で求められているのは「完璧な英語」ではなく「偏った英語」だと言っているのが本田健さんの「レバレッジ英語勉強法」で伝えているメッセージです。

つまり、レバレッジ英語勉強法とは、自分に最低限必要な英単語だけを使って英会話をするということです。

 

レバレッジ英語勉強法の真髄は「偏った英語」にある

偏った英語とはカンタンに言うと目的のために必要な最低限の量の英語です。短期間で英会話ができるようになるために最低限の話単語やフレーズだけを身につけるという戦略になります。

余計な「単語、文法、発音」はすべて「捨てる」という意味で偏った英語なんです。

例えば、海外のカフェで働くなら、カフェの店員に必要な接客英語を習得していれば何とかなりますよね。

アパレル業で働くならそれに必要な英語だけに絞って身につけていけばいい。

ITエンジニアとして働くために、エンジニアの会話で必要な専門用語にだけ絞って使えるように練習する。

そうすれば働く上で、仕事上の会話ができなくて困る、ということはなくります。いちばん大切な「仕事で使う英語」に偏っているからですね。

 

このように、最初から自分に必要な英語のみに絞ることで、話せるようになるまでの期間を最短にすることが可能になります。

 

「私が短期間で英会話ができるようになった理由はコレだったんだ!」

「私が英語を短期間で話せるようになった理由はコレだ!」

この本を読んだ時、思わず叫んでいました。

実はこれまで5年ほどずっと英語を話せるようにならなくて悩んでいたことがあったのですが、まさにこの本で書かれている戦略が私が試して結果が出ていた方法だったからです。

カンタンにまとめると以下の流れで半年以内に英語を話せるようになりました。

 

達成したい「目的を決め」

そのために最低限必要な「単語、フレーズ、発音」を、

  1. 「知っている」
  2. 「完全に暗記」
  3. 「使って定着させる」

という3つのステップでひたすらアウトプットして英会話で使えるようにする。

この流れで「使える英語」を短期間で身につけることができたからです。

実際、自分が話せる最低限のことしか英語で話せません。

ちょっと難しい内容になるとムリです。

 

レバレッジ英語勉強法でも本の帯にこう書かれています。

本書は、英語を「学ぶ」本ではありません。
 
英語が実践で使えるようになる「考え方」を身につけるための本です。
 
よく、英語と言うとネイティブが喋るような英語を想像しますが、本書で目指す英語のレベルは「通じる」という事をベースにしています。
 
片言の英語でも相手に通じればOKだという事です。わたしは「コミニュケーションツールとしての英語」を、何不自由なく使いこなせてますが、今でも完璧な「英語ペラペラ」ではありません。

 

私がいちばん求めていた「言いたいことだけを英語で言えるようにするための最短ルート」をこの本は紹介してくれています。

この本を知ったのが比較的最近のことで悔しかったくらいです。

以前の私にこの一冊を渡していれば、ムダな遠回りをすることはなかったはずですから。

 

レバレッジ英語勉強法とは?

まずこの本のタイトルにもあるレバレッジとはひとことでいうと「テコの原理」です。「効率」ではなく「効果」に焦点を当てた戦略のことを指します。

よく、時短テクニックを通じて、同じ時間当たりの仕事の生産性を上げるのが「効率を上げる」ということです。

そして、同じ労力であるにも関わらず、結果を最大化するのが「効果」に焦点を当てたアプローチになります。

 

これはあまり良い例えではないかもしれませんが、アメリカの軍隊の戦略で例えてみます。

アメリカの代表的な戦略として、まず対象地域一帯を「爆撃」してから陸上部隊で攻め入るという戦略をとっているんです。

手段を変えることで、効果的に敵を追い詰める戦略。まず空から攻撃することで余計な兵力を使うムダを抑えて、かつ、敵をいっきに一掃するんですから。

労力を最小化して、結果を最大化しています。

 

それに対して、武家社会の日本人のように、サムライひとりひとりの「技術」を当てにしたのが効率にフォーカスした戦略です。ひとり単位の技術の高さを当てにした効率重視の方法になります。

どちらがいいとか悪いということはありませんが、「できる限り少ない労力」「結果を最大化」するのがレバレッジを活用したアメリカのような「爆撃」の戦略です。

 

英語で言うと、ただガムシャラに効率を上げて1ヶ月で5000語ほどの大量の単語を覚えようとするのは「効率的な勉強法」

そして、たった100語でも少ない単語を「使えるレベル」に仕上げて、短期間で話すことにフォーカスするというのがレバレッジに焦点を当てた勉強法です。

 

レバレッジ英語勉強法は最低限必要な単語以外を「捨てる」英会話

レバレッジ勉強法は「捨て」を要求します。

細かい文法、使わない単語はすべて「捨て」ていきます。

その代わり最低限必要な単語にのみフォーカスして「使える英語」にシフトするという流れがこの本でもっとも伝えたいことなんじゃないかと思います。

なので超短期で「使える英語」を最低限の労力で身に付けたい人にはとっておきの方法だと言えますね。

 

ちなみに、著者である本田健さんも容赦なく英語を「捨て」ています。

本田さんは、「ハワイで地元のサーファーと話す」のをアウトプット先の「目的」として、サーファー達と会話をするための英語に絞ってひたすらアウトプットをしたと語っています。

例えば、天候、海や波の状態、ボードの部位などに関する単語100個を覚えるわけです。

最低限必要な英語だけを徹底的に身につけることで、その分野だけは話せるようになるという「効果的」な戦略です。(「効率」ではないことに注意)

 

まとめ

私も短い期間で英語を身につけられたのは「捨て」の考え方のおかげです。

実際、会話で使う単語はそれほど多くありませんからね。

余計な英熟語や文法は完全無視して、自分が言いたいことを言うために必要な単語のみを覚えました。

 

特に「動詞」と「形容詞」にレバレッジを利かせました。

この2つのカテゴリーは物事を「説明」したり「気持ちを伝える」ことに特化しているからです。

本当に短期間で話せるようになりたいのであれば、1. 目的をはっきりさせて、2. そのために必要な英語のみに絞ってアウトプットすると、90日でも結果につなげることができます。

日頃なかなか忙しくて、できれば短期で必要な分だけをイイトコ取りした英語を身につけたい人にはかなりオススメの一冊ですね。

ただし、ひとつひとつ丁寧にやっていきたいという真面目な人にはオススメしません。

 

では

リョウ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は20歳になってから独学で英語を始めて、1年以内にネイティヴと会話ができるようになりました。

ですが、普通は英語を話せるようになるまでに3年かかるとか5年かかるとか言われてますよね。

それなのにわずか1年以内(実際は半年かかってません)というと、うさんくさいと思われるかもしれません。

「どうやって話せるようになったの?」

と聞かれて、

「独学だよ」

と応えると、

「リョウには英語のセンスがあったんだろ?」

とよく言われます。

私はもともと英語は苦手でした。

それまで海外未経験でパスポートも持っていませんでした。英会話の経験もありませんでした。

英会話スクールに通ったことも、オンライン英会話を受けたことも、一度たりともありません。

そんな私でも自信を得ることができて、1年かからずに独学で英語を話せるようになりました。

なにより、英語を話せるようになったので、海外に気軽に遊びに行けるようになり、海外大学への留学、ワーキングホリデー、バックパックといった人生の選択肢が増えたので人生の質がかなり上がりました。

でも、結局は「慣れ」なんですよね。

どんな人でも話せるようになりますし。

学んでいけば誰でも自信たっぷりに英語を話せるようになる。

私、リョウが慣れて、そして英語を話せるようになるまでに何をやったのかを下記の記事で公開してます。

リョウが英語を話せるようになるまでにやったこと


英語センスゼロ。
英会話ど素人。
ヘタクソな発音。

そんな大学生でもわずか90日で「本当に使える」英語を身につけられた『最強の戦略』

もし、これまでいくら勉強しても英語を話せるようにならなかったとしたら、「戦略」が足りていなかった”だけ”かもしれません。

ココで「話せるようになるための最短ルート」を手に入れてみてください。


ABOUTこの記事をかいた人

「言いたいことが英語で好きなだけ言える」

そんな小さな変化が人生をガラリと変えるキッカケになります。

ロボットみたいなフレーズ会話ではなく、「本当に使える英語」を身につける。それが私の目標でありこのブログの理念です。

英語のセンスがないと否定され、狂ったように勉強しても話せるようにならず何度も挫折してあきらめそうになりました。

そこから独学で英語を話せるようになり、海外にフラッと旅に出られるようになり、世界各地のいろんな人との出会いを通じて人生がさらに楽しくなりました。

ここでは「どうすれば英語を話せるようになるの?」と昔の自分のように悩んでいる人に向けた実体験ベースの独学英会話講座を発信しています。

おかげさまでメルマガ購読者は述べ300名を超えました。

[リョウの詳しいプロフィールはコチラをクリック]